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労働安全コンサルタント業務

労働安全コンサルタントは、昭和47年に労働安全衛生法が出来たとき第81条に基づき創設された、国家資格です。
労働安全コンサルタントになりためには、厚生労働大臣が行う高度の試験に合格しなければなりません。
労働者の安全の水準の向上を図るため、事業所の安全についての診断及びこれに基づく指導をおこないます。

事業所安全診断

これまで事業所の安全管理についてチェックを受けたことはありますか
安全のプロとして、また外部の専門家の目で事業所の安全管理について診断を行います。
@労働安全衛生法等の法律、規則が遵守されているか。
A今の安全管理体制に問題はないか。
B安全衛生に関する書類に不備な点がないか。
C機械の安全性に問題はないか。
D作業手銃書は整備され、従業員に周知されているか。
E安全委員会は適切に運営されているか。
F安全委員会や事業所で決められた事をどのように従業員に伝え、周知させているのか。
Gミーティングのやり方はこれでよいのか。
H事業所の中にこれまで気づかなかった危険はないのか。
I安全管理について解らない点がある。聞きたいことがある。
そういった点について、一つずつチェックを行い、報告書として事業主に報告します。
チェックに当たっては書類と現場の両面から行います。
安全管理上の問題点がはっきりと解ります。

平成23年度安全診断を実施した主な事業所
郵便事業会社北陸支社
JAアグリライン石川

事業所安全指導

安全診断で見えてきた問題点や、監督署による指摘事項に対し解決するための指導を行います。
事業所安全診断@〜Iの項目毎に現状に対する指導を行い、改善し、改善後の確認等を行います。

リスクアセスメント教育・指導

「リスクアセスメント」という言葉を聞いたことはありますか。
これは労働安全衛生法第28条の二で 事業者は「危険性又は有害性等の調査」を実施し、その結果に基づいて労働者の危険又は健康障害を防止するため必要な処置を講じるように努めなければならないと規程されていまづ。
リスクアセスメントは、危険性又は有害性を見つけ出し、これを除去、低減するための手法です。
 
リスクアセスメントの目的は、職場の潜在的な「危険性や有害性」を見つけ出し、事前に的確な対応を講ずることで危険の芽を摘み取ることにあります。
リスクアセスメントの基本的考え方、事例によるリスクアセスメントの進め方について教育・指導を行います。

労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)の構築指導

あなたの事業所では、ISO9000、14000を導入していませんか、労働安全衛生マネジメントシステムも国際規格です。(OHSAS18001) 厚生労働省では、OSHMS導入のための指針を定め公表しています。
労働安全マネジメントシステム(OSHMS)構築のための指導・支援を行います。

安全衛生顧問業務

労働安全衛生法では、コンサルタントの職務として 「労働者の衛生の水準の向上を図るため、事業場の衛生についての診断およびこれに基ずく指導を行う。」とあります。
安全衛生業務全般について、事業者、現場の求めに応じて安全業務の指導、援助、又は代行を行います。一定期間を設け継続的な企業のサポートを行います。

各種教育

経営層、管理監督者、一般従業員を対象として、法に定められた安全衛生教育、能力向上教育、日常的な安全衛生教育を行います。
教育内容
安全管理者選任時研修
 職長教育(製造業等)、職長・安全衛生責任者教育(建設業)
 労働安全衛生マネジメントシステム構築講習(OSHMS、OHSAS18001)
 労働安全衛生マネジメントシステム内部監査員養成研修及びレベルアップ研修
 機械の包括的な安全基準の教育
 (特別教育)
 自由研削といしの取替え・試運転の業務
 粉じん作業
 アーク溶接業務
 低圧電気取扱い業務
 酸素欠乏危険作業の業務
 5t未満のクレーン運転の業務
 吊り上げ荷重1t未満の玉掛け業務
 1t未満のフォークリフト運転の業務
 (能力向上教育)
 安全管理者
 衛生管理者
 安全衛生推進者
 (その他)
 メンタルヘルス・過重労働・ワークライフバランス
 安全衛生計画書・作業手順書作成の仕方
 5Sの進め方
 安全衛生活動の進め方
 ヒューマンエラー防止教育